What’s
ISA?

Income Share Agreement

ISAとは

教育機関が学費を免除する代わりに、学生が就職後に一定以上の収入となった際に、
所定の割合(月給の5~15%など)を支払う契約です。

ISAとは

『学費の出世払いモデル』として、教育業界では近年で最大のイノベーションとも言われ、学費ローン大国アメリカだけでなく、イギリスやドイツ、スペインなどで徐々に普及しており、メディカルスクールや、ロースクール、MBA、一般大学、プログラミングスクール、STEM教育の学校などで多く取り入れられ始めています

既存の奨学金や、金融機関の教育ローンとは異なり、ISAの場合、返済額は将来の収入に依存するため、「学生個人の未来」に投資するものと言及されることがあります。

返済は収入が一定額を超えてから開始されること、また、休職期間中などは返済が免除されるなど、収入に応じた無理のない返済ができます。

収入が多ければ多いほど返済額も多くなりますが、上限が設定されているため青天井になることはありません。

ケーススタディ

既存のローンと奨学金との違い

メリット

学生/看護師

ISAを使うことで、入学時に学費の負担なく高等教育にアクセスができます。

(従来の奨学金のように「定額」でなく)「定率」で払うため、資金負担が少なく、収入状況に適応し、キャリアに合わせた無理のない返済が可能です。

学生はローン返済に左右されないキャリア決定を行うことができ、自身で主体的にキャリアを選択することができます。

万が一、解雇や求職活動等で返済不能になった場合には返済が猶予される、「債務者フレンドリー」な仕組みです。

企業/病院

人材紹介会社に高いマージンを払わず、「向上心のある」看護師・看護学生を呼び込むことが可能です。

長い間勤めた場合は、月収の返済割合を下げる等で、病院や企業の定着率を高める設計も可能です。

既存の奨学金ラインナップに「+α」でISA制度を追加することで、学生に寄り添った学費支援サービスをしているというブランド力向上が期待できます。

しっかり学生から返済が行われば、 ISAの返済金で長期的に投資以上のリターンが得られます。

学校

既存の奨学金ラインナップに「+α」でISA制度を追加することで、ISAは経済的な障壁を取り除き、今まで経済的事情で入学を諦めていた生徒の入学を増やすことができます。

ISAプログラムの管理、法律、運営上の義務は、すべて弊社にお任せしていただき、教育を提供することに専念していただけます。

ISAを提供することで、生徒がキャリアに成功すれば、通常受け取る学費以上のリターンを獲得できることになります。

用語

  • 収入シェア率:学生が返済期間中に返済する総収入の割合(月収の10~15%など)を表します。
  • 返済上限額:ISAの下で学生が返済できる上限額です。通常、返済額の上限は学費の1.5倍程度の倍率となります。この金額に達したら、既定の契約期間に満たなくとも、支払完了となります。
  • 最低収入額:返済が開始されるために超えなければならない、学生が卒業した直後の収入の閾値です。その収入に達しなければ、返済は不要です。
  • 返済猶予:学生の収入が上記の最低収入額水準以下の場合、または失業中の場合などは、ISAは返済を猶予されます。収入が給与の下限を超えると、返済は継続されます。返済猶予の詳細の条件は、FAQのページをご参照ください。